海東龍宮寺を後にして、お昼は観光タクシーの運転手さんに導かれるまま、釜飯(カマソッパプ=釜炊きごはん)の店「고슬고슬 가마솥밥(コスルコスル・カマソッパプ)」へ。観光客向けの華やかさはない、地元の人しか来ないであろう佇まいの店だが、こういう店こそ当たりが多い。

プルコギの概念が変わる一皿
頼んだのはプルコギと焼き魚の定食。日本でプルコギというと、甘辛く炒めた油っこい料理という印象があるが、この店のそれはまるで別物だった。例えるならジンギスカンに近い。牛肉を焼いたあとに出る肉汁を野菜に染み込ませながら食べる方式で、出汁を吸った野菜の旨みと、牛肉本来の味の両方を楽しめる。


日本の味と似ているようで、確かに違う。この「似て非なる」の距離感こそ、隣国で食べる楽しさだと思う。
焼き魚も、侮れない
焼き魚の定食も良かった。新鮮な魚をしっかり焼いてあり、表面には揚げ物のような香ばしい風味すらある。釜炊きの白飯との相性は言うまでもない。派手さはないが、食事としての満足度がとても高い昼だった。

この日のメモ
- 店は고슬고슬 가마솥밥(釜炊きごはんの定食店)。観光地色のない、地元客中心の食堂
- プルコギは「肉汁を野菜に染ませて食べる」ジンギスカン風。日本のイメージとは別物
- 焼き魚定食も香ばしくて美味。釜炊きごはんとの相性抜群
- 観光タクシーの運転手さんおすすめの店に乗ってみるのは、良いギャンブルだった
午後は南浦洞方面へ——新東亜水産物市場で、初めての「生きたタコ」に挑む。
※2026年8月訪問。価格・営業情報は訪問時点のものです。
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