釜飯ランチのあとは南浦洞方面へ。チャガルチ市場の隣に立つ「新東亜水産物総合市場(シンドンア・スサンムル・チョンハプシジャン)」で、この旅のハイライトのひとつに挑んだ。初めての、生きたタコである。


初めての生きたタコ
皿の上でまだ動く切り身に、正直ひるむ。だが胡麻油の塩だれにくぐらせて口に運ぶと、認識が変わった。吸盤が舌に吸い付く食感の向こうに、タコそのものの淡い甘みと旨みがある。旨みと胡麻油——タコは、合う。美味しかった、と素直に書いておく。


焼き鮑には、日本酒が欲しくなる
もう一皿は、新鮮な鮑を焼いたもの。醤油とわさびでいただく。磯の香りと肝の濃厚さは、正直に言えばなかなかの値段だったが、その価値は十分にあった。ただひとつ心残りは、ここに良い日本酒がなかったこと。美味しい醤油とわさび、焼き鮑——この組み合わせを前にすると、日本人の体はどうしても一合を求めてしまう。



この日のメモ
- 新東亜水産物総合市場は南浦洞・チャガルチ市場エリアの海鮮市場。水槽から選んでその場で調理してもらえる
- 生きたタコ(サンナクチ)は胡麻油の塩だれと好相性。よく噛んで食べるのが安全
- 焼き鮑は醤油+わさびで。高めの価格だが価値あり(価格は時価・要確認)
- 日本酒は期待しない方がよい。ビールか焼酎(ソジュ)で
この後は、坂の上のカラフルな街・甘川文化村へ向かう。
※2026年8月訪問。価格・営業情報は訪問時点のものです。
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