日曜日の11時、関内駅前に今年3月開業したばかりの複合施設「BASEGATE横浜関内」へ。目当ては飲食フロアでのブランチである。ブランチと言いつつ、午前中からお酒も嗜む。週末にしか許されない、贅沢な時間の使い方だ。
1軒目は韓国屋台、マンナポチャ
まずは韓国屋台の「マンナポチャ」。先日までの釜山旅行から我が家は韓国料理ブームが続いており、帰国後もこの引力には逆らえない。CASSビールとマッコリを昼から開けて、もやしナムル、韓国おでん、チーズチヂミ、サムギョプサル、締めに鉄板のチーズキムチチャーハンまで。



サムギョプサルが1人前(1,200円)から頼めるのは、はしご前提の身としてはありがたい設計だ。味付けは全体に辛さ控えめで、日本人向けに調整されている印象。本場の直球が恋しくもあるが、家族で囲む昼にはむしろちょうどいい。チーズチヂミは持ち上げるとチーズがびよんと伸びて、娘の目が輝いた。



2軒目はイタリアン酒場、とんとんとんきぃ
2軒目は数歩先のイタリアン酒場「とんとんとんきぃ」へ。店頭に真っ赤なベルケル社のスライサーが鎮座しているのを見て、期待が跳ね上がる。生ハム好きにとって、あの赤い機械は信頼の証のようなものだ。

名物「とろける生ハム」(980円)は、その名の通り。極薄にスライスされた生ハムが舌の上でほどけて、塩気と脂の香りだけが残る。これはぜひ食べてほしい一皿だ。イタリアビールのペローニと合わせると、昼からの背徳感も含めて完璧である。そして娘の大好物は、ゴルゴンゾーラとはちみつのムース。青カビの塩気とはちみつの甘さの組み合わせは、大人の階段でもある。


フロアにはベトナム屋台などもまだ控えており、1ユーロ=181円と表示されたレートボードが横丁に欧州の空気を足している。関内で「昼から世界を数歩ではしごする」——横浜8階のソウルに続いて、横浜の楽しみ方がまたひとつ増えた。
この日のメモ
- BASEGATE横浜関内は2026年3月19日に開業した、旧市庁舎街区再開発の複合施設。JR関内駅から徒歩1分
- 飲食フロアは屋台・横丁スタイルで、韓国・イタリアン・ベトナムなどを気軽にはしごできる。注文はQRコード式の店が多い
- マンナポチャはチヂミ・サムギョプサル(1人前1,200円・1人前から頼めるのが嬉しい)など。辛さは控えめで家族でも安心
- とんとんとんきぃの「とろける生ハム」は980円。店頭の赤いベルケル製スライサーで極薄に仕上げる
- 詳細はBASEGATE横浜関内 公式サイトを参照(情報は訪問時点のもの)
※2026年8月訪問。価格・営業情報は訪問時点のものです。
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