正直に書いておくと、味は私の舌に合わなかった。それでも、あの時間は気持ちがよかった。

窓一面が、緑の芝だった
ラウンジに入って最初に目に入るのは、窓の外だ。一面の芝。ホテルの正面に広がっているのはロイヤル・バンコク・スポーツクラブで、競馬場とゴルフコースが一体になっている。都心の真ん中に、これだけの緑がぽっかりと空いている。
席に着いて、しばらく外を見ていた。バンコクでこの景色を持っているホテルは、そう多くないと思う。

青と白の器で出てくる
出てきたのは、青と白の絵付けの器だった。蓋つきの入れ物と、揃いの小鉢。タイらしい設えで、器そのものは見ていて楽しい。

中身も、しっかりタイだった。一口大の料理が器に収まり、ピンクの花と葉が添えられている。写真で見ると美しい。
ただ、食べてみると、私の口には合わなかった。甘さと香りの立ち方が、自分の慣れているアフタヌーンティーとは違う方向を向いている。あとから頼んだコーヒーも、同じように馴染まなかった。好みの問題なので、合う人には合うのだと思う。

それでも、また行くと思う
では残念だったかというと、そうでもない。窓辺に座って、オレンジ色の冷たい飲み物を前に、緑を眺めている時間そのものがよかった。
食べ物が口に合うかどうかと、その場所で過ごす時間が良いかどうかは、別の話だ。ここに関しては、後者がはっきり良かった。
この日のメモ
- セントレジス・バンコクのラウンジ。窓の外はロイヤル・バンコク・スポーツクラブの芝
- アフタヌーンティーはタイ色の強い内容。青と白の絵付けの器で供される
- 私の口には合わなかった。コーヒーも同様。ただしこれは好みの問題
- 景色は文句なし。窓際の席が取れると良い
- この日は午後二時半すぎから利用した
- 内容・提供時間は変わることがあるので、滞在時に確認を
※2025年8月訪問。内容・営業情報は訪問時点のものです。
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