仏国寺を歩き終えて、昼は慶州の街なかへ。選んだのはホァンナムミルミョン(황남밀면)。恥ずかしながら、韓国の本場で冷麺を食べるのはこれが初めてである。

薄味の先にある、麺との相性
ミルミョンは小麦の麺を使う冷麺で、釜山・慶尚道エリアの名物。澄んだ冷たいスープに細麺が沈み、半熟卵ときゅうりがのる。ひと口目の印象は「薄い」。だが啜るほどに、この薄さが麺の風味を消さないための設計だと分かってくる。出汁の輪郭が静かで、麺と喧嘩しない。気づけばスープまで飲み干していた。

もう一杯は、ユッケをのせたビビン系。千切りの野菜と辛だれを混ぜ込んで食べる。こちらは一転してパンチがあり、二杯を行き来すると飽きが来ない。

感心したのは、添えられたキムチだ。辛いだけではなく、発酵の旨みがしっかりある。冷たい麺→旨辛のキムチ→また麺、の循環が完成していて、一人あたり1,500〜2,000円でしっかり腹が満ちた。
この日のメモ
- ミルミョン(밀면)は小麦麺の冷麺。そば粉主体の平壌冷麺と違い、釜山・慶尚道エリアの名物
- ホァンナムミルミョン(황남밀면)は慶州・皇南洞の人気店。スープの水ミルミョンと、混ぜて食べるビビン系がある
- 一人あたり1,500〜2,000円ほどで満腹に(訪問時点)
- キムチは辛いだけでなく旨みがしっかり。冷麺との相性が良い
食後は、慶州でいま一番賑わうエリア・皇理団キル(ファンリダンギル)をぶらぶら歩く。
※2026年8月訪問。価格・営業情報は訪問時点のものです。
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