【バンコク】チャオプラヤー川をフェリーで行く。まるでディズニーみたいだと思った

チャオプラヤー川をフェリーで行く。まるでディズニーみたいだと思った 旅行

まるでディズニーみたいだ、というのが乗っているあいだの正直な感想だった。

朝のチャオプラヤー川。茶色く濁った水面と川沿いの建物

朝八時半、茶色い川に出る

二日目の朝、チャオプラヤー川に出た。水は茶色く濁っていて、そこに朝の光が落ちている。透明な川ではないのに、見ていて飽きない。

川岸に建つ高床の木造家屋

川岸には高床の木造家屋が並んでいる。生活がそのまま水際まで来ている。

N9ターチャン船着き場の青い標識

N9 ターチャンの船着き場から

青い標識に「N9 ท่าช้าง Thachang」と出ている。船着き場には番号が振られていて、これを目印に乗り降りする。八時四十七分の記録が残っていた。

乗ったのはオレンジ色の旗を立てた船だった。チャオプラヤー川の船は旗の色で路線が分かれていて、オレンジ旗は停船場所が多く、地元の人が日常的に使う定期船にあたる。ほかに青旗の観光船(停船は主要な8か所、1日乗り放題券もある)、平日の朝夕だけ走る緑旗・黄旗の便がある。

切符は、船着き場の窓口で乗る前に買った。乗り場によっては船内で車掌に払う方式のところもある。料金は20バーツ前後で、日本円にすると百円に届かない。

船を待ったのは10分ほど。船着き場に表示が出ているので、どの船に乗ればいいかで迷うことはなかった。

番号は覚えておくといい。N9ターチャンは王宮とワット・プラケオの最寄りだ。ワットポーは一つ南のN8ターティアンで、ワットアルンへの渡し船もそこから出る。この二つは混同しやすく、間違えるとそのぶん歩くことになる。

フェリーの船内から見えるワットアルンの仏塔

船が着くたびに、乗って、降りて

フェリーは路線バスに近い。船着き場に横づけして、人が乗って、降りて、また出る。その繰り返しだ。座席は簡素で、屋根と手すりがあるだけ。

乗り降りも、構えるようなものではなかった。朝の便は空いていて、座って景色を見ていられた。

それが楽しかった。水の上を移動しているというだけで、同じ道のりが乗り物そのものになる。遊園地のアトラクションに乗っているような感覚に近い。川風が入ってくるので、八月のバンコクでも暑さを感じない。

フェリーの乗客と、川の向こうに広がるバンコクの街並み

船の先には、ワットアルンの仏塔が見えていた。

緑の手すりの桟橋と、停泊する赤い船

降りた先から、歩きはじめる

九時過ぎに降りた。緑の手すりの桟橋を渡って、そこから先は歩きだ。

バンコクの移動というと渋滞の話になりがちだが、川沿いの目的地なら船のほうが確実で、しかも面白い。次に来ても、また同じように乗ると思う。

まとめ:どの船に、どう乗るか

オレンジ旗の定期船に、N9ターチャンからN8ターティアンまで。窓口で切符を買い、10分ほど待って、座って川を下った。それだけのことだが、王宮からワットポーへ移動するのに、これ以上に気持ちのいい方法を思いつかない。

運航はおおむね朝6時から夜8時まで(土日祝はやや早じまい)。料金は改定されることがあるので、最新の情報は現地の表示か公式の案内で確認してほしい。

この日のメモ

  • チャオプラヤー川のフェリーは船着き場に番号が振られている(写真はN9ターチャン=王宮・ワットプラケオの最寄り)
  • ワットポーは一つ南のN8ターティアン。ワットアルンへの渡し船はそこから出る
  • 船は旗の色で系統が分かれる。オレンジ・黄・黄緑・赤が通勤系統、青は観光客向けのツーリストボートで料金が高い
  • 路線バスのように次々と着岸して乗降する。座席は簡素で屋根と手すりがある造り
  • 川風が入るので、暑い時期でも船上は過ごしやすい
  • 船上からワットアルンの仏塔が見える
  • この日は朝八時半ごろから九時過ぎまで乗った
  • 路線・料金・運航時間は変わることがあるので、現地で確認を

※2025年8月訪問。運航・料金情報は訪問時点のものです。

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