ミッフィーストアを出て通りを歩いていると、一際長い行列の店がある。慶州名物・10ウォンパン(십원빵)の店だ。皇理団キルには同じ商品を掲げる店が4〜5軒はあり、それでも行列が絶えないのだから、人気のほどが知れる。


多宝塔が、おやつになった
10ウォンパンは、韓国の10ウォン硬貨を模した焼き菓子。硬貨に刻まれているのは、昼間に仏国寺で見上げたあの多宝塔である。つまりこのおやつ、発祥の地・慶州では「世界遺産を見て、世界遺産を食べる」が一日で完結する。私たちは「금빵거래소(クムパン取引所)」という店で、焼きたてを買った。

1個300円ほど。甘いカスタード風味の生地を割ると、中から韓国らしい伸びるチーズが現れる。甘さと塩気のバランスがちょうど良く、歩き疲れた体にちょうどいい補給だ。チーズがびよんと伸びる瞬間は、なるほどインスタ映えするだろう。人気なわけだ。

通りには、次の流行の気配
10ウォンパンの並びには、モノトーンのイラストが可愛い似顔絵屋もあって、こちらも人気の様子。この手の「その場で描いてもらう」遊びは、そのうち日本の原宿あたりにも上陸するのではないかと思う。慶州の若い通りは、流行の実験室でもあった。

この日のメモ
- 10ウォンパン(십원빵)は慶州・皇理団キル発祥の名物おやつ。10ウォン硬貨(デザインは仏国寺の多宝塔)を模した焼き菓子で、中には伸びるモッツァレラチーズ
- 買ったのは「금빵거래소(クムパン取引所)」。通りには4〜5店舗の10ウォンパン店があり、どこも行列
- 1個300円ほど(訪問時点)。甘いカスタード風の生地×塩気のあるチーズのバランスが良い
- チーズが伸びる瞬間が撮れる「映え」おやつ。人気の似顔絵屋と合わせて、通り歩きの定番コース
釜山・慶州の旅はまだ続く。次回もお楽しみに。
※2026年8月訪問。価格・営業情報は訪問時点のものです。
10ウォンパンについて、よくある質問
10ウォンパン(십원빵)とは何ですか?
韓国の10ウォン硬貨をかたどった焼き菓子です。甘いカスタード風味の生地を割ると、中から伸びるチーズが現れます。慶州・皇理団キル発祥の名物おやつです。
硬貨に刻まれているのは何の塔ですか?
仏国寺の多宝塔です。私たちがその日の昼間に仏国寺で見上げた、あの塔と同じもの。発祥の地・慶州では「世界遺産を見て、世界遺産を食べる」が一日で完結します。
どの店で買いましたか?
皇理団キルの「금빵거래소(クムパン取引所)」という店で、焼きたてを買いました。通りには同じ商品を掲げる店が4〜5軒あります。
値段はどのくらいですか?
私が買ったときは1個300円ほどでした。価格は変わりますので、最新は現地の店頭でご確認ください。
行列はできていますか?
4〜5軒もあるのに、どの店も行列が絶えませんでした。私が足を止めたのも、通りで一際長い行列が目に入ったからです。
味はどうでしたか?
甘いカスタード風の生地と、塩気のあるチーズのバランスがちょうど良く、歩き疲れた体にはちょうどいい補給でした。チーズがびよんと伸びる瞬間は、たしかに写真映えします。
10ウォンパン以外に、通りで目に留まったものはありますか?
並びに、モノトーンのイラストが可愛い似顔絵屋がありました。こちらも人気の様子で、その場で描いてもらう遊びは、そのうち日本にも上陸するのではないかと思っています。
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