絵が描けなくても、作品ができます。
やることは、白いクマのフィギュアに絵の具を流すだけ。筆で描くのではなく、ボトルから注いで、垂らす。それだけで、二つとない模様ができあがります。
2025年5月、家族でBEAR ART TOKYOへ行きました。
まず、場所の話。「浅草」と名乗っていますが、住所は蔵前です
この店は「BEAR ART TOKYO in Asakusa」と名乗っていて、公式サイトにも「東京都浅草のアート体験」と書かれています。
ただし実際の住所は台東区蔵前3-17-3、PULLUPビルの3階。最寄りは蔵前駅で、徒歩2分ほどです。
浅草寺のあたりから歩くとそれなりの距離があるので、「浅草」で検索して浅草駅に降りると遠回りになります。蔵前駅を目指してください。ここは最初に知っておいたほうがいい点です。
入口の、絵の具をかぶったクマ

ビルの外壁、黒いパネルの上に額が一枚掛かっています。
描かれているのは、ピンクと黄色と水色の絵の具を上からかぶったクマ。塗料が背中を伝って、足元に溜まっている。この一枚が、この店で何をするのかを完全に説明しています。
看板に「アート体験」と書くより、これを見せたほうが早い。うまい伝え方だと思いました。
棚が、全部クマ

中に入ると、壁一面の棚にフィギュアが並んでいます。
まだ何も塗られていない白いクマ、完成した色とりどりのクマ、小さいの、大きいの。そのあいだに、絵の具のボトルがずらりと立っている。作業台の上には、ピンクや黄色や水色に染まったクマが、乾かすためのトレーに載っている。
クマ以外の選択肢もあります。公式によると、ウサギやフレンチブルドッグのフィギュアも選べるとのこと。
やることは、注いで、傾けるだけ

席について、実際にやることはとても単純です。
新聞紙のような敷き紙の上にトレーを置き、その上に白いクマを立てる。あとは、好きな色のボトルを取って上から流す。
色を重ねる順番、流す量、傾ける角度。コントロールできる要素はこれだけです。筆で線を引くわけではないので、絵の上手い下手が入り込む余地がありません。
だから、大人と子どもが同じ土俵に立ちます。むしろ子どものほうが思い切りがよくて、いい模様になったりする。
スタッフの方がエプロン姿で見ていてくれるので、「次どうすれば」と迷うこともありませんでした。
作品は、その場で持って帰れません
ここが一番の注意点です。
絵の具を流したばかりのフィギュアは、当然ながら乾いていません。制作後は送り先の伝票を書いて、後日配送してもらう形になります。
つまり「作って、持って帰る」体験ではなく、「作って、後日届く」体験です。旅行の途中に組み込む場合、これは知っておいたほうがいい。手荷物が増えない利点でもありますが、その日に飾りたい人には向きません。
この日のメモ
- 訪問:2025年5月、家族で。
- 場所:BEAR ART TOKYO。東京都台東区蔵前3-17-3 PULLUPビル3F。
- 最寄り駅:蔵前駅から徒歩約2分。店名に「浅草」と入っていますが、浅草駅ではなく蔵前駅です。
- 営業時間:10:30〜18:00、年中無休(公式サイトより)。
- 予約:必須です。ふらっと入れる店ではありません。
- 所要時間:ワークショップは20〜60分程度。1時間制のコース設定あり。
- 選べるもの:クマのほか、ウサギやフレンチブルドッグなどのフィギュア。
- 持ち帰り:不可。後日配送です。制作後に送り先伝票を記入します。
- 服装:絵の具を扱うので、汚れて困る服は避けたほうが無難です。
- 向く人:絵に自信がない人ほど向いています。技術が要らない構造になっています。
「アート体験」と聞くと身構えますが、ここでやるのは注いで傾けるだけでした。それでも、出来上がったものは自分だけのものになる。技術がなくても固有のものが作れるという仕組みが、よくできていると思いました。
※この記事の写真は、実際に撮影した写真をイラスト風に加工したものです。料金・営業時間・メニューは変わることがあるので、公式サイトでご確認ください。
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