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【バンコク】IGNIVでシェアリングのコース。皿の緑は鮮やかで、星の味は私には掴みきれなかった

旅行

バンコクに着いた初日の夜、ホテルの一階にあるレストランへ下りた。部屋に入ったのが六時、席に着いたのが六時半。荷ほどきもそこそこに、そのまま食事に向かった格好だ。

セントレジス・バンコクのロビー。円卓に生けられた青い花

ホテルを一歩も出ずに、店に着く

IGNIV バンコクは、セントレジス・バンコクの一階にある。だから「食事に出かけた」という感覚がない。ロビーを抜けて、そのまま店に入る。

スイスの料理人アンドレアス・カミナダのブランドで、ミシュランの一つ星がついている。

IGNIVバンコクの客席。オリーブ色のソファ席と白いクロスのテーブル
ガラス面に沿った客席と、緑の植栽

客席はオリーブ色のソファに白いクロス。ガラス面に沿って植栽が置かれ、卓上には小さな灯りがある。落ち着いた、感じのいい部屋だった。

ただ、席はほとんど埋まっていなかった。六時半という時間のせいもあると思うが、静かすぎるくらいに静かだった。

シェアリング形式だと、知らずに入った

テーブルに置かれたコースの説明書き
大理石のテーブルに置かれた二冊のメニュー

席に着いてから知ったのだが、この店は一皿ずつ選ぶ形式ではない。用意された数種類が全部出てきて、それを卓で分け合う。予約したときには分かっていなかった。

分け合う前提だから、皿はいちどきに何枚も並ぶ。

いちどきに並んだ小皿。緑のソースとハーブが鮮やかに使われている

緑が、とにかく鮮やかだった

運ばれてきた皿を見て、まず色に驚いた。緑のソースとハーブが、皿の上ではっきりと主張している。写真に撮ると映える。

食べてみると、私の舌には合わなかった。香りの立て方や酸の使い方が、自分の慣れているところから外れている。タイの食材や香りが入っているのだろうと感じたが、そのぶん、どう受け止めればいいのか最後まで掴めなかった。

丸い石の台にのせられたラムのラック

八時過ぎに出てきたのは、丸い石の台にのせられたラムのラックだった。これは分かりやすくおいしかった。

星の味は、私には掴みきれなかった

全体として、一つ星と言われて納得したかというと、正直そこまでの感触は持てなかった。見た目のインパクトは強い。器も部屋も良い。ただ、味そのもので押し切られる瞬間が、この夜には来なかった。

これは店の出来ではなく、私の舌と好みの話だと思っている。旅の初日、着いたばかりで体も整っていなかった。同じ皿を最終日に食べていたら、違う感想だったかもしれない。

この日のメモ

  • IGNIV バンコクはセントレジス・バンコクの一階(159 Rajadamri Road/BTSラチャダムリ駅前)
  • スイスの料理人アンドレアス・カミナダのブランド。ミシュラン一つ星
  • 一品ずつ選ぶのではなく、数種類が全部出てくるシェアリング形式。予約時に把握しておくと戸惑わない
  • この日は午後六時半に入店、八時過ぎまで。時間が早かったこともあり客席はかなり空いていた
  • 皿は緑を効かせた色使いが強く、写真映えする
  • メニュー・価格・営業時間は変わることがあるので、公式サイトで確認を

同じ滞在の四日目にはブルーエレファントの黄色い洋館で食事をしました。

※2025年8月訪問。価格・営業情報は訪問時点のものです。

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