東京マリオットホテルの評価は、エグゼクティブラウンジに入れるかどうかで変わります。
入れないなら、立地のわりに落ち着いた普通に良いホテル。入れるなら、品川で泊まる理由がはっきりします。
品川駅から「徒歩10分」を真に受けない

場所は品川区北品川四丁目、御殿山トラストシティの中です。品川駅からは車で約5分、徒歩なら約10分。
ただし御殿山はその名のとおり高台で、駅から歩くと登りになります。荷物があるなら徒歩10分という数字は当てになりません。無料シャトルバスが常時運行しているので、素直にこれを使うのが正解でした。
立地について正直に書くと、ここは「銀座に出る拠点」ではありません。新幹線や羽田アクセスなど、品川発着の移動が軸になる人のためのホテルです。都心の他エリアが目的なら、もっと近い選択肢があります。
建物には年季がある。手入れは行き届いている

客室です。窓辺に曲線のソファとガラスの丸テーブル、奥にデスク。夕暮れの空が正面に入ります。
このホテルの前身は1990年7月開業の「ホテルラフォーレ東京」で、2013年12月3日にマリオットブランドになりました。つまり建物としてはそれなりの年数が経っています。
実際、内装のところどころに時間の跡はあります。ただ清掃と整備は明らかに行き届いていて、古さが不快さに転じてはいませんでした。「新しいホテルの気持ちよさ」を求めて行く場所ではない、という理解で行けば期待は外れません。全249室。

バスルームは日本のホテルとしては広い部類です。バスタブとシャワーが一体で、いわゆる洗い場はありません。カウンターは大理石調で、鏡が大きい。
エグゼクティブラウンジが、このホテルの本体

エグゼクティブフロアは21階から25階。ラウンジの入口は、木目の壁にこの文字があるだけです。

中はこんな具合で、カウンターに軽食が並び、背後の棚にドリンクが揃っています。
利用できるのはエグゼクティブフロアの宿泊者、マリオットの会員、ラフォーレ東京会・倶楽部の会員。つまり部屋のグレードか会員資格のどちらかが要るということです。
ここが冒頭に書いた分岐点です。ラウンジが使えるなら、駅から離れた立地の不便さは、部屋に戻ってからの時間で十分に回収できます。使えないなら、同じ予算で駅近を選んだほうが満足度は高いはずです。
基本情報
- 所在地:東京都品川区北品川四丁目(御殿山トラストシティ内)
- アクセス:品川駅から車で約5分/徒歩約10分(登り坂)。無料シャトルバスが常時運行
- 客室数:249室
- エグゼクティブフロア:21〜25階
- 沿革:1990年7月「ホテルラフォーレ東京」として開業、2013年12月3日に東京マリオットホテルへ
- ラウンジ利用条件:エグゼクティブフロア宿泊、マリオット会員、ラフォーレ東京会・倶楽部会員
まとめ
- 評価はエグゼクティブラウンジに入れるかどうかで決まる
- ラウンジには部屋のグレードか会員資格が要る
- 品川駅から徒歩10分は登り坂。荷物があるなら無料シャトル一択
- 建物は1990年開業。年季はあるが、清掃と整備は行き届いている
- 「銀座拠点」ではなく、品川発着の移動が軸の人向け
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