静かな住宅地・上野町で見つけた、癒しのカフェ時間
横浜・上野町。港の風を感じる丘の上、ひっそりと佇むカフェ「アンダーブラフ」。週末の朝、私たちは家族3人でこの特別な場所を訪れた。喧騒から離れた時間のなかで、豊かさとは何かを静かに問いかけてくれるような空間だった。
アートと静謐に包まれた空間で過ごす朝
店内には現代アートが整然と並び、洗練された静けさが漂う。ウッド×コンクリートの調和が見事で、まるで美術館のような趣。窓から差し込む光すらも、この空間の一部のように計算され尽くしているようだった。
テラス席で感じた風と、娘の笑顔
天気の良い日には、ぜひテラス席を。街路樹のざわめきと、静かな通りを行き交う人の気配。私たちは風に吹かれながら、言葉少なに朝の時間を楽しんだ。娘が笑い、妻が目を細める。この瞬間が永遠に続けばと願いたくなる心地よさだった。
絶品ロールケーキと、香るカフェラテ
ロールケーキは驚くほどしっとり。チョコレートの香りと軽やかなクリームが絶妙で、娘はひと口食べるたびに頬をゆるめていた。カフェラテは豆の芳香を引き立たせながらも、ミルクのまろやかさが心地よい。まさに、大人のご褒美ブランチだった。
Private Wisdom的まとめ
「贅沢」とは、高価なものを消費することではない。家族と共に過ごす、穏やかで誠実な時間こそが、本当の意味での豊かさなのだと、この朝は気づかせてくれた。
アンダーブラフは、そんな“静かな贅沢”を体現する場所。次はあの窓際の席で、またひとつ、思い出を重ねたい。